こんにちは、ベストスポーツです!
1月に入り、更に寒さも増してきましたね。
1月と言えば、楽しみなのはウインタースポーツですね!
1~2月は一番雪質が良く、気持ちよく滑ることができます。
スキー・スノーボード用のウェアを選ぶ際に、デザインを重視するのはもちろんですが、天候の変化が激しいゲレンデでは、機能面も大切です。
そこで、本日は機能的な面からスキーウェア・スノーボードウェアを選ぶポイントをご紹介していきます!
まず注目すべき点は耐水圧と透湿性!
(1)耐水圧
耐水圧とは、どのくらいの水圧に対して耐えられる防水性なのかを表しています。
雪や雨がしみこみにくいかどうか、という指標になります。
傘の耐水圧は250mm程度ですが、スキー・スノボウェアは服の上に着るため水がしみこめばすぐに体が冷えてしまいます。
また、体重75kgの人が雪の上に座った時の圧力が約2,000mm、膝をついているときの圧力が約11,000mm程度と言われています。
雪の上で行うスポーツなので、最低でも10,000mm以上の耐水圧のあるウェアが望ましいでしょう。
また、この耐水圧の数値は新品時のものなので、使用するにつれて機能は低下していきます。
(2)透湿性
汗や水蒸気をどれだけ外に逃がしてくれるかということを表しています。
ウェアの中が蒸れてくるとべたつくなど気持ち悪さを感じるので、透湿性が高いほど快適さを保つことができます。
生地1平方メートルあたりで24時間の間に何グラムの水分を外に出せるかを数値で表します。
発汗量の目安は、成人で1時間あたり安静時が約50g、軽い運動で約500g、激しい運動で約1,000gと言われています。
スキー・スノーボードを快適に楽しむためには、透湿性は最低でも5,000g/平方メートル以上は必要になります。
サイズ感に注意!
タイトなつくりの多いスキーウェアと比べると、スノーボードウェアは普段着よりも大き目のサイズで作られていることが多いです。
中にインナーを着込んだり、身体をよく動かすので、ウェアを着た状態で膝を曲げたりなどの激しい動きをしても余裕のあるサイズを意識した方がよいでしょう。
また、お尻や膝にプロテクターを入れるかどうかでもサイズ感が変わってきます。
『初心者なので転ぶのが心配だから、プロテクターを使用したい…』という方は、パンツは少し大きめを選ぶと良いです。
(※スノボ初心者のスタッフは初滑りで青あざができました。経験の浅い方はプロテクターの着用がオススメです!)
同じSサイズやMサイズなどの表記でも、メーカーによってサイズ感が大きく異なる場合があります。
ジャケットの場合、中綿の有無でもフィット感が大きく変わるので、
試着できる場合は必ず試着し、通販で購入する場合は寸法・中綿の有り無しを忘れずにチェックしましょう。
ご自分での判断が難しい場合は、購入前のご相談も受け付けているショップもあります。
ベストスポーツでもサイズ感のご相談は随時受け付けておりますので、気になるウェアがございましたらお気軽にご連絡ください
フードやパウダーガード、パスケースなどの機能があるか
ウェアによって、フードやパウダーガード、パスケース、ベンチレーション等の有無が異なります。
中でも、スノーボードを快適に楽しむには、フードとパウダーガードは必須です。
(1)フード
天候の変わりやすいゲレンデでは、悪天候時にフードを被るだけで防寒がぐっと変わります。
『ニット帽だけで十分じゃないの?』というお声もあると思いますが、
ニット帽の上にフードを被るだけで、首元・顔回りの体感温度が段違いです。(※北国出身スタッフ経験談)
また、フードを被ることで帽子自体が濡れないので、温かさも保つことができます。
『晴れてる日はフードいらないんだけどなあ』という方は、フードが取り外し可能なタイプを選ぶとよいでしょう。
(2)パウダーガード
パウダーガードは、ウエスト周りの隙間をなくし、転倒時などに雪の侵入を防いでくれます。
雪の上に座り込むことの多いスノーボードでは必須の機能です。
同じメーカーのものであれば、ジャケットとパンツでジョイントできるモデルもあります。
(3)ベンチレーション
通気口としての役割を果たすベンチレーションは、ウェアの中の温度・湿度調整に役立ちます。
暑くなってきたときにはチャックを開け、寒くなってきたときには閉めることで細かく温度調整ができます。
(4)パスケース
あると便利なのがこのパスケース(リフト券入れ)です。
ジャケットの袖部分などに一体になっているタイプ、ぶら下げて使うタイプなど、ウェアによって異なります。
腕に巻くタイプや足に巻くタイプを使いたい!という方以外は、最初からついているものを選ぶと便利です。
スノボウェアを機能面から選ぶときは、ぜひ上記の点を参考にしてみてくださいね。